本を読むのは大好きなのだけど、ここのところ自分に余裕が無いからだけどあまり本を読んでいなかったんですよね。
でも、本は好きだし読みたい気持ちはあるから買うだけは買って、部屋の隅に読んでない本が山積みになっているという状態に、すもももニャンコ達も見ないふり。
そんな中です。
嵐のニノが主演でブラックペアン(原作は海堂尊:著「ブラックペアン1988」)がドラマ化されました!
「あれ?確か原作買ってあったよね、読んでないけど」
バチスタシリーズは全部読んでたけど、こっちは買ってそのまま放置組にいたはずと、4月に捜索したところ発見しましたよ。
(茶トラにご飯をせがまれてちょっと離席)
(ご飯あげて戻りました)
そう、発見はしたんだけどなかなか読む余裕がなかったので、とりあえずわかりやすいところにだけは置いておきました。
そしてゴールデンウィーク突入です!
ここで読んでおかないとまた放置組になると、意を決して読み始めました。
海堂尊さんのブラックペアンがやっと読めた!
ブラックペアンはもちろんドラも見ているし、原作を現代バージョンにしていることもわかっていたので、とにかくドラマは忘れようと読み始めました。
ニャンコ達も寝ているし、しばらくジャマされないだろう時間を選んで読むのはもう日常です。
まあ、2日もあれば家のことやりながらでも読み終わるだろうと思っていたんだけど、
甘い!甘すぎた!!
もう序章から引き込まれちゃって、途中でやめるとかできないじゃない。
これはもう1回斜め読みでもいいから最後まで読んじゃった方がいい。
なので読み終わるまでもう何にもしないと決めました。
もともと本を読むのは早いほうなので、3時間くらいでとりあえず読破しての感想。
「おもしろかった〜〜」
ブラックペアンはバチスタにつながる
主人公は研修医の世良で、ここがドラマとは違っているけどそんなことは全く気ならないです。
すももは原作は原作と割り切れるタイプなので、こういう時に便利ですよ。
ちょっとドラマがどう展開していくのかわからないので、内容にはあまり触れないでおくけど、海堂ワールドは全開といっていい作品ですよね。
知っているからこそ書ける世界観っていうのが読者に伝わるのはさすがです。
個人的には学生の研修で出てきたメンバーがバチスタのキャラクターで、ちょっとテンション上がりましたね。
「ああ、ここからバチスタにつながっていくんだ」
そう思ったらバチスタシリーズを読み返したくなっちゃいましたよ。
東城大や桜ノ宮など、馴染みの名称に胸が踊るのはバチスタを知っているからですが、今回ドラマで海堂ワールドに初めて触れた方にも、ブラックペアンを知っているからバチスタに触れたときにテンションが上がるなんて思ってもらえたらいいなって思いましたね。
ブラックペアンは3部作
今回はまずドラマ化されたブラックペアンを読んだんですが、実はこの作品って3部作で、「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」この2冊を合わせて全3巻あるんですよ。
そしてすももの部屋の隅の放置組の中に、この2冊はいらっしゃいます。
居場所はわかっているけど、ちょっとこのGW中は流石にパスしておきます。
3冊全て講談社文庫から出ているので、興味を持たれた方がいたら読んでみる価値ありですよ!
バチスタシリーズを読んでいなくても、十分こちらからで楽しめます。
なんならブラックペアンだけだってOK。
ミステリーでメディカル・エンターテインメントな海堂ワールドに足を踏み入れてみませんか?
やっぱり本が好き
ひさしぶりに本をしっかり読んだけど、やっぱり本っていいなって実感。
なかなか自分に余裕がなくて本を読もうっていう気になれなかったけど、いけませんね。
時間がないっていうより余裕がないっていうのが、ストレスにもなります。
これからはちょっと本を読む心の余裕を、意識して持ちたいって思いました。
心の栄養補給になりますよね。
ブラックペアンも楽しかったけど、本を読むこと自体が楽しいってことを思い出したので、とりあえず次は途中でやめやすい短篇を読んでみます!